【詳細レポート】グラビア印刷シリンダのインキ洗浄
印刷業界は、取り扱うインキの性質から、揮発性の高い有機溶剤が多用されている分野の一つといっても過言ではありません。
近年、危険な有機溶剤の取り扱いがどんどん厳しくなり、また環境や人体への悪影響の懸念が取り沙汰されるようになり、今では多くの印刷会社様でPAINTSOLV-Wをご使用頂いています。
以前、ある軟包装（食品パッケージなど）や建築資材（壁紙）などを扱う印刷会社では、印刷時に使うシリンダーやその部品などの洗浄に、手拭きなどの人的作業や洗浄機で揮発性の高い有機溶剤を多用していました。
多くの現場同様、危険な有機溶剤を使用することに対して問題意識を持っていたものの、昔から当たり前のようにこの方法を継続しているのが現状でした。
ある日、その工場に出入りしてた業者から安全な洗浄システムの提案を受け、幾度となく洗浄テストを重ね、シリンダ印刷の洗浄を自動化システムを導入し、その洗浄液にPAINTSOLV-Wをご採用頂いています。
今までシリンダに厚く堆積し洗浄に苦労していたインキがきれいに洗浄されています。
〈洗浄液〉 PAINTSOLV-W
〈洗浄機〉 超音波＋回転ブラシ洗浄→ワイプ→リンス→乾燥の自動洗浄システム
〈洗浄条件〉 液温40～50℃ 洗浄時間3分
軟包装の印刷を行う会社では、年間300日24時間稼働で一日300本のシリンダーを洗浄しており、400～800L/月の液を使用しています。
この洗浄システムを導入したことにより、
洗浄工程にかかっていた人件費が大きく削減され、
溶剤の使用量も大幅に削減し、
何より従業員の人体への安全性が確保されました。
この工場への導入をきっかけに系列の他工場にもこのシステムが普及し、企業全体での有機溶剤の使用量削減への大きな動きに繋がりました。
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インフィニティ株式会社では、お客様のご要望に最も適した洗浄方法をご提案すべく、実際の洗浄ワークをお借りした、無償での洗浄テストも承っておりますので、いつでも遠慮なくお問い合わせください。
ご要望頂ければ、洗浄テストの立ち合いや、こちらから洗浄テストを行いに訪問（洗浄方法によります）伺うことも可能です。
テスト後は、ワークの返却と同時にレポートを提出致しますので今後のお役に立てて頂ければ幸いです。
